「無料」が指すものは一つではない
受信して署名する側が料金を払わないことと、送信側が何件でも無料であることとは別です。多くのSaaSは、相手の署名は無料、送る側に件数上限か従量課金を置きます。
WPsignerは無料の電子契約サービスではありません。年額または買い切りのプラグインライセンスです。その代わり、ライセンスしたWordPressサイトでは通数課金がありません。
無料プランでよくある上限
無料で「締結できる」ことと、後から証跡を社内監査や取引先に出せることは、しばしば別料金になります。件数を超えた瞬間に有料へ上がる前提で試すのが安全です。
- 送信件数(例:クラウドサインのフリーは月2件、GMOサインのお試しフリーは月5件。各社公式)
- ユーザー数(1名のみ、など)
- 保管期間やインポート件数
- 監査ログの書き出し、権限、SSO、API
- タイムスタンプや本人確認のオプション
無料SaaS・月額SaaS・セルフホスト
費用の見え方
| モデル | 初期 | 件数が増えたとき | データの置き場所 |
|---|---|---|---|
| 無料SaaS | 0円 | 上限で止まるか有料化 | 事業者クラウド |
| 月額SaaS | 月額+送信単価 | 従量が積み上がる | 事業者クラウド |
| WPsigner(年額) | 16,800円〜/年 | ライセンスサイトでは通数課金なし | お客様のWordPress |
各社の無料枠は変更されます。導入前に公式を確認してください。
長期で見たときの費用
月2件で足りる個人事業なら、SaaSの無料枠で十分なことがあります。制作会社がNDA・見積・保守・外注を毎週送るなら、無料枠はすぐ埋まります。
その段階で「月額+1件あたり」を払い続けるか、自社WordPressに年額ライセンスを置くかを比べます。WPsignerの表示価格はIndividual年額16,800円、Business 24,800円、Agency 56,800円です(買い切りもあり)。
有料ライセンスを選ぶタイミング
相手や親会社が特定のSaaSを指定している場合は、その指定が先です。無料・有料・セルフホストの比較は、指定がないときに意味があります。
- 無料枠の件数を毎月超える
- PDFを自社サーバーに残す方針がある
- 監査ログを案件フォルダの隣に置きたい
- WordPressのフォームやWooCommerceから署名へつなぎたい
- 相手指定のSaaSがなく、制作会社側でツールを選べる